こんにちは、Catch the web MEDIA編集部です。
AIエンジニアを目指して資格を調べると、G検定、E資格、Python、クラウド認定など、性格の異なる試験が並びます。名前だけでは、今の自分に必要なものを決めにくいですね。
私も学んだ際、AIの知識を理解することと、自分でコードを書いてモデルを改善することの違いを感じました。
資格の勉強はもちろん素晴らしいことなのですが、開発経験は別に積む必要があります。
未経験からAI全体を学ぶならG検定、開発の基礎ならPythonや基本情報技術者、深層学習の理論と実装を深めるならE資格あたりがいいでしょう。
この記事では難易度、受験料、学習順、対応スクールを比べ、あなたに必要な資格を探していきたいと思います。
AIエンジニア向け資格8種類の難易度と役割
初心者と経験者それぞれの学習ロードマップ
受験料と認定講座を含めた費用の考え方
E資格対応スクールの内容と選ぶポイント
AIエンジニアにおすすめの資格一覧

AIに関する資格は、用語や活用を学ぶもの、数学やプログラミングの基礎を確かめるもの、開発・運用の判断を問うものに大きく分かれます。
まずは難易度別の一覧を見て、その後で各資格の向き・不向きを確認します。
難易度別の資格比較表
表の難易度は、AI開発未経験者が学び始める場合を想定した編集部の目安です。公式の統一ランキングではありません。数学が得意な人と、システム開発の経験がある人では、同じ試験でも負担が変わります。
| 資格 | 難易度の目安 | 主な学習目的 | 一般受験料 | 前提・条件 |
|---|---|---|---|---|
| G検定 | 入門〜初級 | AI・深層学習の全体像 | 13,200円 | 受験資格の制限なし |
| 基本情報技術者試験 | 初級〜中級 | IT・アルゴリズムの基礎 | 7,500円 | 受験資格の制限なし |
| Python 3 エンジニア認定データ分析試験 | 初級〜中級 | Pythonで扱う分析の基礎 | 11,000円 | Python文法の学習を先行 |
| DS検定 リテラシーレベル | 初級〜中級 | データ活用に必要な知識 | 11,000円 | 受験資格の制限なし |
| 統計検定2級 | 中級 | 推定・検定・回帰など | 7,000円 | 大学基礎段階の統計を学ぶ |
| E資格 | 上級 | 深層学習の理論と実装知識 | 33,000円 | 過去2年以内の認定講座修了が必須 |
| AWS Certified Machine Learning Engineer – Associate | 中級〜上級 | AWSでの機械学習の実装・運用 | 150米ドル/日本語の現行版 | AWSなどの実践経験が推奨 |
| Google Cloud Professional Machine Learning Engineer | 上級 | Google CloudでのAI設計・運用 | 200米ドル・税別 | 業界経験3年以上などを推奨 |
料金・実施内容は2026年10月3日に確認した案内です。
円表示は税込で、教材費や講座受講料は含みません。
米ドル表示は公式の基準価格であり、円での決済額や税の扱いまで同じではありません。学割や再受験割引を使う場合も、表の一般料金とは分けて考えてください。
E資格は認定プログラムを修了した人が受験するため、合格率だけで他の試験より簡単だと判断するのは適切ではありません。
8種類すべてを取る必要はありません。知識の不足を埋める資格を選び、学んだことをコードや分析結果に変える時間も残しておくのがおすすめです。
G検定はAI初心者の入口
G検定は、日本ディープラーニング協会が実施する、AI・ディープラーニングの活用リテラシーを問う試験です。
機械学習の考え方、代表的な手法、活用に伴う法律や倫理などを広く学びます。まだ専門分野を決めていない人にも、AIの全体像をつかむ入口になります。
受験資格の制限はなく、特定スクールへの入学も必須ではありません。一般13,200円、学生5,500円。オンライン試験は100分、会場試験は120分で、いずれも約145問の選択式として案内されています。受験方法によって時間が異なる点に注意しましょう。
おすすめしたいのは、開発者の会話に出る言葉をまず理解したいという段階の人です。
技術以外の利用上の論点も学ぶため、企画担当者や顧客と話す際にも知識を使えます。
ただし、G検定の合格だけでPythonのプログラムを書けるようになるわけではありません。エンジニア志望なら、試験勉強と並行して小さなデータを読み込み、グラフを描くなど、手を動かす学習を始めてください。
基本情報技術者でITの土台を学ぶ
基本情報技術者試験は、ITエンジニアの基礎を学ぶ国家試験です。AIに特化した試験ではありませんが、コンピューター、ネットワーク、データベース、セキュリティ、アルゴリズムなど、開発に必要な共通知識を扱います。
科目Aは90分・60問、科目Bは100分・20問。
科目Bでは、アルゴリズムやプログラミングの考え方を読み解く力などが問われます。
「基本」という名前でも、用語暗記だけで合格を目指すと、処理の流れを追う問題で苦労することがあります。
特に、IT業界そのものが初めての人はまずはこの資格から取得するのがいいでしょう。
AIモデルを動かせても、データの保管方法やアクセス権、障害への対応を理解していなければ、仕事で使うシステムにはつなげられません。この周辺知識を一通り学べる点がメリットです。
通常はCBT方式で実施されますが、IPAは2026年12月28日以降の試験休止予定を案内しています。年末以降の受験を計画する場合は、通常の実施方式と一時的な休止を分けて日程を組む必要があります。
Python資格で分析の基礎を固める
Python 3 エンジニア認定データ分析試験は、Pythonを使ったデータ分析の基本を学ぶ資格です。
NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnなどのライブラリに加え、分析に必要な数学の基礎も範囲に含まれます。
一般受験料は税込11,000円、学生は税込5,500円。40問の選択式で、正答率70%が合格基準です。
試験会場のパソコンで解答するCBT方式ですが、その場で分析プログラムを完成させる実技試験ではありません。
Pythonを始めたばかりなら、変数、条件分岐、繰り返し、関数を先に学ぶと、ライブラリの役割を理解できます。文法が曖昧なまま分析の問題集へ進むと、データの意味とコードの書き方を同時に調べることになり、負担が増えるからです。
学習中は、表データの読み込み、欠けた値への対応、集計、可視化までを一つの流れとして試してみてください。関数名の暗記だけで終わらず、「この処理でデータがどう変わったか」を説明できる状態が目標です。深層学習へ進む前の実装の入口としても役立ちます。
DS検定と統計検定の違い
データサイエンティスト検定のリテラシーレベル、通称DS検定は、データ活用の基礎を幅広く学ぶ試験です。統計だけでなく、データを扱う技術や課題の捉え方なども含みます。AIを使って何を解決するのか、その前提を理解したい人に向いています。
受験資格はなく、一般税込11,000円、学生税込5,500円。100問・100分の選択式で、指定期間に会場で受けるCBT試験です。現在の案内はスキルチェックリストver.6に基づき、基盤、データサイエンス、データエンジニアリング、価値創造の4カテゴリを試験範囲に挙げています。以前の分類だけで説明された教材には注意が必要です。
一方、統計検定2級は、大学基礎段階の統計学を扱います。確率分布、標本調査、推定、仮説検定、回帰分析などが中心。一般税込7,000円、学生税込5,000円で、CBT方式の90分・35問程度、100点満点中60点以上が合格水準です。
例えば、AIモデルの成績が前回より良かったとき、その差が偶然なのか、データの選び方によるものなのかを考えるには、統計の知識が役立ちます。数式を使って判断の根拠を理解したいなら、統計検定2級を候補にしてください。
データ活用の広い見取り図が必要ならDS検定、分析結果の根拠を深く学びたいなら統計検定2級という選び分けができます。どちらも有用ですが、試験の対象は異なるため、名前や合格率だけで上下関係をつける必要はありません。
E資格は深層学習を学ぶ人向け
E資格は、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法を選んで実装するための能力・知識を認定する資格です。数学、機械学習、ニューラルネットワーク、画像・自然言語などへの応用、開発環境に関する内容を学びます。
重要なのは受験条件です。試験日から過去2年以内にJDLA認定プログラムを修了している必要があります。市販本や一般的な動画教材で勉強するだけでは、この条件を満たせません。G検定への合格も、認定プログラム修了の代わりにはなりません。
一般受験料は税込33,000円、学生は22,000円、会員は27,500円。試験は120分で約100問の選択式です。Pythonのコードに関する問題があり、深層学習フレームワークはPyTorchまたはTensorFlowを選択します。ただし、試験会場で一からモデルを開発する実技形式ではありません。
2026年第2回からは改訂シラバスが適用されています。これから講座を選ぶなら、目標の試験回に対応した教材かどうかと、認定修了に必要な課題・テストをセットで見ておきましょう。動画の視聴完了と、受験資格を得るための修了は同じとは限りません。
おすすめしたいのは、Pythonと基礎数学を学んだうえで、画像認識や自然言語処理などの深層学習へ進みたい人です。逆に、生成AIへ指示を出す使い方だけを知りたい人には、学習範囲と費用が大きくなります。
(出典:日本ディープラーニング協会「E資格とは」)
クラウド資格は開発経験を生かす
機械学習モデルを作った後は、アプリから利用できる形で公開し、処理速度や費用を管理しながら運用します。
この段階に関心があるなら、AWSやGoogle Cloudの認定資格が候補です。数学の資格とは違い、サービスの選択やシステム構成の判断も学びます。
AWSでの実装と運用を学ぶ
AWS Certified Machine Learning Engineer – Associateは、本番環境に機械学習を実装・運用する技術を対象としています。
AWSは、機械学習関連の経験とAWSサービスの実践経験をそれぞれ1年程度持つ人を想定しています。完全未経験者が最初に選ぶより、実際にAWSを使い始めた段階に合う資格です。
2026年10月3日時点では改定中で、日本語の現行版MLA-C01は130分・65問、150米ドルです。
新しいMLA-C02のベータ版は英語のみで、170分・85問、75米ドル。日本語の現行版は、新版の一般提供開始まで継続する案内になっています。ベータ価格を通常の日本語試験の料金として比べないでください。
(出典:AWS「Machine Learning Engineer – Associate」試験概要・改定案内)
Google Cloudで設計を学ぶ
Professional Machine Learning Engineerは、Google CloudでAIソリューションを構築・評価・運用する人向けです。モデルの公開、処理の自動化、監視などを扱い、生成AIを含むAIシステム全体への理解が問われます。
必須の受験条件はありませんが、Google Cloudでの設計・管理経験1年以上を含む、業界経験3年以上が推奨されています。
試験は2時間、50〜60問の選択式で、日本語に対応。登録料は200米ドル・税別です。コードを書く技能を直接評価する試験ではないため、合格と開発経験は分けて示しましょう。
クラウド資格は、勤務先や目指す求人が使う環境を基準に選びましょう。まず一つの環境で、データの保存から予測の提供まで試してみてください。
AIエンジニアのおすすめ資格と学習法

資格の違いがわかったら、今度はあなたの経験と目標に合わせて順番を決めます。未経験からの学習、転職への生かし方、スクールの使いどころを、費用と時間も含めて考えていきましょう。
初心者の資格ロードマップ
ITもAIも未経験なら、最初からE資格の試験範囲をすべて理解しようとする必要はありません。AIの基本用語を学びながら、Pythonで短いプログラムを動かすところから始めます。G検定を知識の目標にし、IT基礎に不安があれば基本情報技術者の内容も学ぶ、という順番が一例です。
次に、Pythonでデータを読み込み、加工し、図にする練習へ進みましょう。ここでPythonのデータ分析試験を目標にすると、学ぶ範囲が具体的になります。平均や分散、確率を学び直す必要が出たら、統計も並行して補います。
その後の道は一つではありません。分析結果の説明に関心があるならDS検定や統計検定2級、深層学習モデルの開発ならE資格、システムとして動かす仕事ならクラウド資格へ進む方法があります。
| 今の状態 | 先に学ぶこと | 資格候補 | 一緒に行う練習 |
|---|---|---|---|
| AIもITも初めて | AI用語とIT基礎 | G検定・基本情報技術者 | Pythonの短いコードを動かす |
| Python文法を学習済み | データ加工と可視化 | Pythonのデータ分析試験 | 公開データの分析 |
| 分析の根拠を説明したい | 統計とデータ活用 | 統計検定2級・DS検定 | 分析結果と限界を文章にする |
| 深層学習を開発したい | 数学とニューラルネットワーク | E資格 | モデル構築と改善 |
| 開発したAIを運用したい | クラウド上での公開と監視 | AWS・Google Cloud認定 | 小規模な予測システムを動かす |
国家資格と民間資格の選び方
今回の8種類では、基本情報技術者試験が国家試験です。G検定・E資格などは民間資格、AWSやGoogle Cloudの資格は提供企業による認定です。運営主体の違いはありますが、国家資格であればAIの専門性まで広く証明できる、という意味ではありません。
AIエンジニアに資格取得は一律に義務づけられていません。資格への評価も求人ごとに異なるため、応募したい仕事に必要な技術との接点を考えましょう。
講座の修了証にも注意しましょう。受講を完了した証明と、資格試験への合格は別です。特にE資格は、認定講座を修了して受験条件を満たした後、試験に合格する段階が残っています。
資格を転職に生かす成果物
資格が役立つのは、学んだ範囲を相手に伝える手がかりになるからです。ただ、採用する側が知りたいのは、知識を使ってどのような問題に取り組めるかという点。資格名に加えて、取り組んだ成果物を説明できるようにしておきましょう。
例えば、公開データで売上や需要を予測する課題なら、モデルの成績だけでなく、データを選んだ理由、前処理、評価方法、改善内容を残します。なぜその手法を選んだのか、どんなデータでは予測が外れるのかまで説明すると、判断の過程が伝わります。
生成AIにコードの作成を手伝ってもらう場合も、入力するデータ、評価用データとの分け方、エラーへの対処を理解する必要があります。自分が説明できない部分は、面接で問われた際にも困るはずです。コードの保存に加え、実行手順と結果の読み方を文書にしておくとよいでしょう。
◆Catch the web MEDIA編集部のワンポイント
私なら「資格を三つ取りました」だけで終わらず、「学んだ評価方法を使い、このモデルの問題を見つけました」と話せることを目指します。資格と実践がつながると、学習内容を具体的に伝えられますよ。
独学とスクールの使い分け
G検定やPythonの試験などは、公式の出題範囲と対応教材を使った独学も可能です。最初は範囲を読み、わからない用語を学び、問題を解いて理由を説明する。この繰り返しで進められる人にとって、有料スクールは必須ではありません。
一方、数学の説明で止まる、コードが動かず原因を探せない、課題を第三者に見てもらいたい、といった場合は講師の支援が候補になります。スクールに期待することを「合格させてもらう」ではなく、「どの場面で助けてもらうか」まで具体化すると、講座の比較ができます。
E資格では、「試験対策教材」と「修了により受験資格を得られる認定プログラム」を区別してください。独学で知識を身につけていても、所定の認定修了が必要です。
AWSならAWS Skill Builder、Google Cloudなら認定ページから案内される学習プログラムも選択肢です。公式教材と実際に操作する演習を組み合わせる方法があります。ただし、教材の利用料と、練習で使うクラウドの料金は別に発生する場合があります。
E資格を学べるスクールを比較
ここでは、JDLAの認定プログラム一覧に掲載され、個人向けの受講案内も確認できるスキルアップAIとキカガクを紹介します。どちらも深層学習を学ぶ候補ですが、価格だけでなく、受講前に必要な知識と支援の範囲に違いがあります。
| 講座 | 税込受講料 | 学習内容・特徴 | 受講前の注意点 |
|---|---|---|---|
| スキルアップAI/現場で使えるディープラーニング基礎講座 | 質問サポートなし55,000円/あり165,000円 | 深層学習の講義と画像認識モデルの課題 | Pythonライブラリ・数学・機械学習の基礎が前提 |
| キカガク/ディープラーニングハンズオンコース | 個人向けeラーニング77,000円 | 画像・自然言語などの理論と実装、E資格対策教材 | Pythonと主要ライブラリの基礎知識が必要 |
スキルアップAIの特徴
動画講義は19時間、標準学習時間は約89時間と案内されています。講義を見るだけでなく、実際に画像認識モデルを作る課題と知識テストに取り組むため、視聴時間だけで予定を立てないことが大切です。
動画視聴は共有日から1年間、質問サポートありの質問期間は講座チャンネルへの招待日から6か月間。修了には、受講開始から9か月までに指定の課題・テストをクリアする条件があります。教材の閲覧期限、質問できる期間、修了期限はそれぞれ異なります。
55,000円のプランにも過去のQAや合同勉強会の案内がありますが、個別の質問サポート付きプランと同じではありません。ある程度自分で調べて進められる人と、疑問を講師に確認したい人で、選ぶプランが変わります。
キカガクの特徴
個人向けeラーニングでは、ディープラーニングの理論から画像・自然言語を使ったモデル構築までが到達目標に挙げられています。前処理やパラメータの調整も含み、コードを動かしながら学びたい人の候補です。
77,000円のコースには、E資格対策コースの動画と事前確認テストがセットとして案内されています。ただし、ページにある本編7.9時間を、予習や資格対策を含む総学習時間と考えてはいけません。Python、NumPy、pandas、Matplotlibの基礎が前提です。
長期間の支援や制作課題も含めて検討したい場合は、別商品のキカガクのAI・データサイエンス人材育成コースも比較対象になります。単科講座の77,000円を長期コースの料金として扱わないようにしましょう。受講生活や支援の見方は、キカガクのAI・データサイエンス人材育成コースの口コミと評判でも解説しています。
受験料と学習時間を見積もる
費用は、試験代、教材代、講座代、学習環境の費用に分けて考えます。
資格比較表の受験料だけを予算にすると、E資格の認定プログラムや、クラウド演習の利用料が抜けてしまいます。
例えば、スキルアップAIの55,000円の講座と、E資格の一般受験料33,000円を組み合わせると、単純合計は88,000円です。
質問サポートありの165,000円の講座なら198,000円になります。これは記載した二つの費用の合計であり、予備講座、書籍、再受験などを含む総予算ではありません。
給付制度が案内されていても、同じ学校の全プランが対象とは限りません。対象講座と受給条件を満たした場合の負担軽減と、最初に必要な支払いは分けて考えましょう。最大の給付額を受け取れる前提だけで予算を組まないことも大切です。
学習期間は、月数よりも一週間に使える時間から考えると具体的になります。例えば平日30分を4日、休日2時間を2日なら週6時間です。これは計画の一例で、合格に必要な時間を示す数字ではありません。講義、問題演習、復習、コードの修正にそれぞれ時間を割り当てます。
講座の「標準学習時間」は、その講座が想定する目安です。Pythonや数学の予習が必要な人まで、同じ時間で終わるという意味ではありません。まず短い教材に取り組み、自分が復習に使う時間も測ってみてください。
Aidemy受講で感じた学習の現実
私がAidemy Premium Planを受講して良かったと感じたのは、AIの基礎から機械学習へ、順を追って学べたことです。
動画が短いチャプターに分かれていて、家事や仕事の合間にも少しずつ進められました。Python初心者の私にも、説明を追いながら理解できる構成でした。
特に助かったのは、当時の毎週のメンターチャットです。疑問を抱えたまま先へ進むのではなく、質問して理解を確かめる機会がありました。コードの書き方やモデルを改善する考え方まで学べた点に、受講の価値を感じています。
一方で、料金の負担は小さくありませんでした。実践課題も難しく、動画を見終えれば学習が完了するわけではありません。提出期限がタイトだと感じた週もあり、実際にコードを試す時間を確保しておく必要がありました。
ここで紹介したのは、私が当時受講した際の感想です。2026年10月3日の公式サービス案内ではAidemy Premiumの新規募集を確認できなかったため、現在申し込める講座の比較表には含めていません。
AIエンジニア資格のよくある質問
Q1. 未経験者が最初に取るなら、どの資格がおすすめですか?
A. AI全体を知りたいならG検定が候補です。ITそのものが未経験なら基本情報技術者の内容を学び、開発を始めたいならPythonの学習も並行してください。最初から上級資格を選ぶより、今わからない分野を一つずつ埋めることをおすすめします。
Q2. G検定に合格していなくてもE資格を受けられますか?
A. G検定への合格は、E資格の受験条件ではありません。必要なのは、試験日から過去2年以内のJDLA認定プログラム修了です。すでにAIの基礎やPythonを学んでいる人は、G検定を経由せずに認定プログラムへ進む選択もできます。
Q3. 文系や数学が苦手な人でも目指せますか?
A. 出身学部だけで諦める必要はありません。ただし、深層学習や統計を扱う資格では数学を避けて通れません。関数、確率、ベクトルや行列など、学習中に必要になった基礎へ戻りましょう。文系か理系かより、わからない箇所を調べ、試し直せるかが学習を続けるうえで大切です。
Q4. 資格があればAIエンジニアへ転職できますか?
A. 資格だけで採用が決まるわけではありません。求人が求める開発経験、データ処理、数学、業務知識などとの一致が重要です。資格で学んだ内容を使った成果物を用意し、自分で判断した点や改善した点まで説明できるようにしておきましょう。
Q5. 生成AIの活用資格だけでも開発の仕事に役立ちますか?
A. 利用上の注意や活用の基本を学ぶ意味はあります。ただ、文章作成やプロンプト中心の学習だけでは、モデル開発やシステム運用の技術までは補えません。AIアプリを作りたいのか、機械学習モデルを開発したいのかを決め、その仕事に必要なプログラミングやデータの扱い方を追加して学んでください。
AIエンジニアのおすすめ資格を選ぼう
AIエンジニアにおすすめの資格は、あなたが次に学びたい分野によって変わります。AIの全体像ならG検定、IT基礎なら基本情報技術者、データ処理ならPythonの資格。分析の根拠を深めるなら統計検定、データ活用を広く学ぶならDS検定が候補です。
深層学習ならE資格、クラウドでの運用ならAWSやGoogle Cloudの認定を検討しましょう。試験代に加え、講座費用と課題の時間も含めて計画を立ててください。
まず一つ、目的に合う資格を選び、その学習で何を作るかも決める。この二つを一緒に進めることが、知識を仕事で使う力へつなげる一歩になります。

